大塚千津子フラメンコ舞踊アカデミア
プロフィールアカデミア概要舞踏団・研究生フォトギャラリー
レッスンスケジュール掲示板リンクサイトマッププラザエビータご質問
プラザエビータ
en el CAFE
  「en el CAFE」 は、アカデミアにゆかりのある皆様、「えっ!?」という意外な人、
アカデミアの生徒など、多種多様な方々に登場していただくページです。
ゲストの方にカフェでお茶を飲みながらおしゃべりしている気分で気軽にコラムを書いて頂きます。
今回のゲストは...。

VOL13.エルフラ出演者のコラム
「大好きなガロティン」 木曜中級クラス・角田安澄

私が大学時代所属していたフラメンコ部の先輩の踊りを見て以来大好きなヌメロで、大学祭最後に踊った思い出深いものでもあります。そんなヌメロを初ソロで、しかもエルフラの舞台で踊らせて頂きとても幸せでした。

ソロは群舞と違い自分との戦い。私の人生を振り返ると「いかに楽をして上に行くか」をモットーにしていたので、練習はとてもきついものでした。フラメンコは楽をしていたら決して上達せず、素直に全て自分の踊りに跳ね返ってきます。
久しぶりにフラメンコを通して自分と向き合えることができました。

フラメンコと人生、私は重ね合わせている部分があります。その時々の生き方が、フラメンコの踊りにも表れる。
自分が辛く周りの人に分かってもらえなくても踊りで表現できる。それが唯一自分への慰めとなり、これからどう人生を進めて行こうか考えられる。

一度社会人になってから自分が何をしたいのか見失い、2003年、闇雲に自分が信じたものに向け日本を飛び出しました。
1年その地にいたのですが、気がつくとフラメンコがそばにあり、またタイミングよく先生に現地でお会いすることができました。先生は自分が信じているものに向けて頑張るようエールをくれ、先生もまた夢に向けて更に飛躍されているときでした。

失った自信を取り戻した私は日本でやり直す決心をし、帰国、同じフラメンコ教室にも復活。それから約1年半、今は仕事もプライベートも落ち着き自分にゆとりがでてきました。人は自分に甘いものでゆとりが出てくると辛い時の事を忘れ、つい怠けてしまいます。あんなにフラメンコに飢えていたのに・・。

今回の舞台は自分に鞭を打ち練習、ガロティンという粋で楽しい踊りを体全体で踊れるよう頑張りました。
途中なぜフラメンコをやっているのだろう・・と疑問に思ったこともありましたが、初心を忘れず、欲を出し「努力」をして上を目指していきたいと思います。

先生の生き方を見習いながら。


「感じること」とは 木曜中級クラス・安部 忍

「アレグリをどう感じるかだよ」最初の個人レッスンで先生に言われた言葉。
これが私にとって今回の大きなテーマとなりました。椅子から立ち上がって踏み出す第一歩。
アレグリを感じて歩く・・・自然に・・・これができなくて(T-T)
私が最も苦手とする「リブレでいい」。
言われたことをその通りやるのは、稽古をすれば大概の事はできるようになります。 でも、「感じること」はどうすればいいか。ん〜・・・(>_<)

そして私は、ノリノリで歩いて見せる先生に、しちゃいけない質問をしてしまいます。
「先生、ここは足を開いて歩くんですか?」 私の愚問に対して先生は一言「そんなこと訊く様なことじゃないね」とバッサリ。
その時「最初の一歩でその人の踊りが分かる」という何とも鮮烈な言葉を頂きました。
私の「千津子語録」にまた一つ名言が増えました。

レッスンの度に先生に「もっと感じてぇ〜〜。アレグリアレグリィ〜〜。」と言われ、 家でスペイン人アルティスタのDVDを
観たり、ひたすらsolo compas を聴いたり。 とにかくアレグリのリズムを体に染み込ませようと必死で、当時は寝ても覚めても
♪ティリティタタンタンタ〜ン ティリティタタンタンタ〜ン♪がぐるぐる頭を回っていました。

感じて踊るとは、ただギターやカンテを聴いて合わせて踊るだけじゃない。 まず感じる心を持っていなくては。
今回、本当に思い知らされました・・・自分の未熟さを。

きっとフラメンコだけでなく、いろんな経験をして、いろんな思いをして、 それが自分の踊りの糧になって行くのだと思います。
貴重なチャンスに巡り会えたことに感謝します。



「エル!フラメンコ」 木曜中級クラス・中嶋芙美子

夢にまでみたエルフラの舞台。
本番前1週間をきった頃から、緊張から開放されたい気持ちと嬉しさで、早く踊りたい衝動に駆られていた。
当日のゲネプロは、クーロがカツラをかぶって場を和ませてくれ(?)何よりも先生の生パルマで踊れるという心強さが大きな力となり、場の空気を味わう事が出来たひとときだった。

半年程の休みを経て稽古に復帰した矢先、今回のエルフラコンサートの話があり、この機会を逃したらいつ踊れるか分からない、と少しのブランクがある事も忘れ、図々しくも喜び勇んで飛びついてしまった。
その日から本番までの間は、練習嫌いの私をどれだけ奮い立たせる事が出来るか自分との戦いだった。
休んでいた分、「踊る感覚」というものをすっかり忘れており、頭や心で思い描くものも体で表現する事が出来なければ、
1曲さえ踊りきれないのではないかという不安までつきまとい、戸惑う期間も長かった。

今回何より問題となったのが、タンゴ・デ・マラガの選択である。
私はこの曲調が好きではない。習ったヌメロが少なく選択肢がなかったのだ。
マラガの地を思い出してみたり、歌詞の意味を理解しようと努めたり、曲を好きになろうと試みたがハードルは高く、
最高に緊張した本番でも、やはりカンテとギターに乗り切れなかった事が悔やまれる。

だが、この度最大の収穫は、舞踊団研究生の方達と数回に渡るリハーサルでご一緒出来た事。
やはり身体の使い方、魅せ方、曲に対する姿勢、全てにおいて見習うべきところばかりで、良い刺激となった。

最後に、個人的に大好きなガロティンへの熱い思いを改めて実感したので、今度はコルドベスと共にエルフラの舞台に
リベンジしたい!


「感謝!」 木曜中級クラス・日向由香

今回、憧れのエルフラの舞台に出演させていただきました。

本番が近付くにつれ、緊張に限界は無いのかーっ!?と
我ながら不思議になるくらい尋常でない精神状態に陥りましたが、本番はあたたかい会場の雰囲気に包まれ、
とても幸せな時間を過ごすことが出来ました。
(反省点は今なお泉の様に湧き上がってきますが、次回の課題として頑張ります!)

また、互いに励ましあい、刺激し合い、支え合ってきた仲間達とエルフラという 特別な空間での時間を
共有することが出来、とても嬉しく思います。

みんなを楽屋から本番の舞台へ見送る時のあの祈るような思い、 本番を終え戻ってきた時の眩しいくらいに
清々しかったあのみんなの表情、 今でも鮮明に覚えています。
そして、よい舞台にしたい!というみんなの思いがひとつになり、 心を込めて臨んだ本番が終わった後の
達成感を、共に味わえたことも 何にも代えがたい経験となりました。

未熟な私達にこのような貴重な機会を与えて下さった先生、 バックで盛り上げ続けて下さったキャストの方々、
いつも優しく時に厳しくたくさんのアドバイスを下さった諸先輩方、 共に汗して涙して最後まで一緒に頑張り抜いた仲間達、
会場であたたかく見守って下さったご来場の皆様、 そして今回の舞台を影ながら支えて下さった多くの皆々様、
本当にありがとうございました。

 

 

Chizuko Otsuka Flamenco Academia All Right Reserved